スパイスカレーを食べて美味しいと感じ、自分で作りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
スパイスカレーを作ることについてよくある質問
- スパイスカレーに入れる食材ってカレールーで作る時と同じ?
- スパイスカレーのスパイスってなに?
- スパイスカレーの作り方が知りたい
この記事では、子供の頃からカレーが大好きでほぼ毎日スパイスカレーを作ってるグッチがスパイスカレーを初めて作るときに気をつけたい大切なことを解説しています。
この記事でわかること
- スパイスカレーに使う食材
- スパイスカレーのスパイス
- スパイスカレーを作るための調理器具
- スパイスカレーの簡単なレシピ
この記事を読むと、基本的なスパイスカレーの作り方や使うものを知ることができます。
初めてでもスパイスカレーが作れるようになります!
スパイスカレーを作るにあたって必要なもの
スパイスカレーを作ると決めても、まず何を用意したらいいかわかりませんよね。スパイスカレーを作るときに必要なスパイスや野菜、調理器具などを解説しています。
野菜(食材)
スパイスカレーを作るには、お肉と玉ねぎ、トマトがあれば作れます。一般的な家庭のカレーライスでは、にんじんやジャガイモを入れることが多いと思いますが、スパイスカレーは玉ねぎとトマト、肉があれば良いです。
玉ネギ
スパイスカレーの一番大事な野菜(食材)は玉ねぎです。スパイスカレーを作るうえで、玉ねぎは飴色になるまで炒めます。みじん切りにして飴色に炒めた玉ねぎは以下3点のポイントがあります。
- 玉ねぎを加熱すると甘味や旨味が出る
- 脱水させて味が濃厚になる
- とろみをつける
玉ねぎはスパイスカレーのベースとなる野菜(食材)です。
トマト
トマトはスパイスカレーに酸味をつけてくれます。トマトの酸味があることで玉ねぎの甘味と合わせて良い旨味バランスとなります。トマトの代わりとしてトマト缶やケチャップで代用することも可能です。
肉
肉はカレーの大事な旨味の1つです。肉の旨味は煮込むことでスープ全体に行き渡ります。スパイスカレーに入れる肉は豚や牛、鳥など種類や部位によって香りが変わるのでお好みのお肉を使うようにしましょう。
スパイスや調味料
スパイスカレーを作るのに、スパイスは必須です。世界には3,000種類のスパイスの種類があると言われています。カレースパイスは一般的に10種類以上使うイメージですが、基本3つのスパイス(クミン、ターメリック、カイエンペッパー)があれば大丈夫です。
おすすめのカレースパイスの割合はクミン:3、コリアンダー:3、ターメリック:3、カイエンペッパー:1の割合です。初めてカレーを作る場合はこの割合からチャレンジしてみましょう。
必須なのはスパイスだけでなく、塩や油の調味料がスパイスの香りやカレーの味に大きく関わってきます。
スパイス3つでいいの?
なんか色々あるみたいだけど・・・
基本3つのスパイスがあれば大丈夫です!
クミン
クミンとは、セリ科の食物で種子に強い芳香とほろ苦み、辛みがポイントです。香辛料で免疫力アップや美肌効果、リラックス効果など、美容と健康に良い効果があります。
コリアンダー
コリアンダーはセリ科の植物です。コリアンダーは柑橘類を思わせるさわやかな香りがポイントのスパイスで、スパイスカレーでさまざまな風味をまとめてくれます。コリアンダーには、消化を促し、腸の働きを整えて、体内の老廃物を排出するデトックス効果や抗菌作用があり香りによってリラックス効果も期待できます。
ターメリック
ターメリックとは、ショウガ科の植物であるウコンの根茎を乾燥させた香辛料です。ターメリックはウコンと呼ばれており、「クルクミン」とはポリフェノールの一種で強力な抗酸化作用・抗炎症作用があります。
カイエンペッパー
カイエンペッパーとはレッドペッパーやチリペッパーとも呼ばれ、赤く熟したトウガラシの実を乾燥させたもので香辛料の一種です。抗酸化作用があり、消化や血行を助ける効能や、コレステロールや血中脂肪を下げます。
塩
塩はスパイスと組み合わせてカレーの味になります。スパイスカレーのスパイスは香りで野菜や肉の旨味だけでは味が安定せず、塩を入れることで味が一段引き締まります。味の薄いカレーは塩の量が原因です。
油
油はスパイスカレーのコクとなります。油はスパイスを炒めることでスパイスの良い香りを引き出します。スパイスカレーに合う油はオリーブオイルや米油などです。油を使うことでスパイスカレーにコクやほどよい旨味をつけることができます。
調理器具
スパイスカレーを作る調理器具は、野菜や肉を切る包丁とスパイスカレーを煮込む鍋があれば十分です。スパイスカレーの具材を混ぜ合わせる木ベラもあると良いですね。ここではスパイスカレーに合った調理器具を解説していきます。
鍋
鍋はスパイスカレーを作るのに必須です。普通の鍋よりフライパンで玉ねぎを炒めるとより良いでしょう。玉ねぎを炒めるのでフライパンや鍋の底が焦げ付かないコーティングをしているものが最適です。スパイス特有の匂いは、洗っても落ちにくく頑固に残るため、メンテナンスのしやすさも考慮しておきたいところです。
炒めた玉ねぎが焦げて鍋底につかないようにしたいですね!
包丁
包丁は野菜や肉を切るのに必須な道具です。自分が扱いやすい包丁を持つといいでしょう。普通の包丁で構いません。玉ねぎを包丁で切ると玉ねぎの独特な香りで目に染みることがあるため、包丁だけでなくスライサーマシンなどの道具を持っていると楽にみじん切りやスライスにして切ることができます。
私は一度にたくさん作るのでスライサーマシンでやっちゃいます!
木ベラ
木ベラは鍋や包丁といったほど必須な調理道具ではありませんが、スパイスカレーを混ぜたり、玉ねぎを炒めるときやスパイスと混ぜ合わせることで使い、うまく調理することができます。金属製のヘラと比べて鍋の底を傷つけにくいことがメリットです。
トマトや玉ねぎを潰しながら混ぜるときに
コンコンと鍋底を叩くことが多いです!
スパイスカレーの簡単な作り方・レシピ
ここでは基本的なスパイスカレーの作り方を解説していきます。スパイスカレーの作り方は普通のカレーと違って難しそうと思われがちですが意外と簡単です。気軽に作ってみましょう。何回か作ってみて自分のオリジナルの美味しいスパイスカレーを作っていくのが良いですね。
スパイスカレー作るの難しそうじゃない?
スパイスカレーの簡単な作り方教えます!
簡単!チキンスパイスカレー!
今回は鶏肉をベースにチキンスパイスカレーを作っていきます。
材料(2人前)
肉・野菜
- 鳥もも肉 250g
- 玉ねぎ 中サイズ1個
- トマト缶 200g
スパイス
- クミン 小さじ1
- コリアンダー 小さじ1
- ターメリック 小さじ1
- カイエンペッパー 少々
- クミンシード 10粒
調味料
- サラダ油 小さじ2
- 塩 小さじ½
- 水 100g
白飯 適量
①油を熱し、スパイスの香りを油につける
油は中火で加熱します。油を加熱しクミンシードを入れ、クミンシードがパチパチと音を立てるまで加熱します。
②玉ねぎを炒める
みじん切りにした玉ねぎをスパイスの香りがついた油で飴色になるまで炒めます。炒めるポイントは飴色になるよう焦げ付かないように炒めることです。塩を少々入れると玉ねぎが脱水し水を飛ばし時間短縮できます。
③スパイスを入れる
加熱をやめ、スパイスを入れて玉ねぎとからませます。加熱しすぎると香りがしなくなるので注意が必要です。
④カットトマト(トマト缶)を入れる
スパイスをからませた玉ねぎにカットトマトを入れ加熱します。玉ねぎ同様に炒めて水分を飛ばします。水分を飛ばすことで味を凝縮させます。
⑤肉を入れる
肉を入れて炒めた野菜とスパイスをしっかりからませる。
⑥水を入れ、煮込む
水を入れて10分ほど煮込みます。煮込みすぎるとスパイスの香りが消えるので注意が必要です。水が足りない場合は差し水をして調整しましょう。
⑦白米に盛る
お皿に白飯と合わせてスパイスカレーを盛ったら完成です。
あれ?僕にも作れそう!!
レシピ通り作れば、意外とカンタンです!
スパイスカレーを初めて作る人からのよくある質問
- スパイスカレーに入れる食材ってカレールーで作る時と同じ?
→玉ねぎ、トマト、お肉があれば大丈夫です。
- スパイスカレーのスパイスってなに?
→クミン、コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパー
- スパイスカレーの作り方が知りたい
→簡単なレシピが上にあるので見てほしいです。
まとめ
この記事では初めてスパイスカレーを作るときに気をつけたい大切なことについてまとめてきました。
スパイスカレーはスパイスを使うことでルーで作るカレーライスとは異なる食材や作り方の料理です。必要な具材は玉ねぎ、トマト、お肉、3種のスパイスです。必要な調理器具は鍋と包丁があれば作ることができます。
ここでは紹介できていないスパイスも多くあり、それぞれ組み合わせることでオリジナルのスパイスカレーを自分で作ることができます。
一度ご自身で美味しいスパイスカレーを作ってみてはいかがでしょうか。
美味しいスパイスカレー作れることを期待してます!